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平成15年
入社企画デリカチーム山中麻紗美
事務職からのキャリアスタートで、現在は企画デリカチームでお惣菜の営業を担当しています。
もともと人付き合いが得意ではなかったので、最初に「営業をやってみないか」と言われた時は戸惑いました。でも今は、社内の横のつながりを大事にしながらやりがいを持って仕事に取り組んでいます。現在の仕事内容
スーパーなどの小売業者さんで販売しているお惣菜の材料の卸を担当しています。
製品になったものを卸すのではなく、店舗で調理して販売していただくための素材を売る営業です。社内の鮮魚一部からの商材や、メーカーさんからの商材を仕入れ、在庫の管理も行います。
自分の提案した商品が形を変えて店頭に並んでいるのをみるとやりがいを感じます。
5QUESSIONS
商談に持っていった商品を評価していただいた時です。
自社の商品を紹介する営業ではなく、生産者やメーカーさんから仕入れた商材を紹介していますので、商談が決まるとその生産側の思いを伝えることができた、ととても嬉しく感じます。
そういう意味では、決して一人ではできない仕事。
私に商材を提案してくださった方と「商談が決まったよ」という喜びを共有できる、幸せな仕事です。在庫の管理が大変です。
納品先にどれくらい売れるのかというのを予測し、適切な量を仕入れて、在庫を持っていなければなりません。
それが残ってしまった時にお客さんにどういう形で販売にご協力していただくかをお話しするべきか、心苦しく感じます。社内にちゃんと話を聞いてくれる人がいてくださること。
私に関わってくれている方たちに感謝したいです。本当に人には恵まれていると感じています。実は、丸水に入社した理由は、私の父親が丸水で働いていたことがきっかけです。
小さいころから会社の行事に参加していて、皆、すごく楽しそうで生き生きとしているなと思っていました。年に一回、年末の会社の休みで市場に行くと、ものすごく活気があって。
父はずっと鮮魚部門にいたので、そのお客さまの浜に行って海水浴もさせてもらっていました。違う道に進みたいと思う気持ちもあったのですが、結果的に丸水に決めました。小さい頃に感じていた丸水の社風の良さが、進路に影響を与えたような気がします。北海道の産地をもっと活性化するお手伝いがしたいと思っています。
あまり人には言っていないのですが、自分の中で大きな目標として掲げている事です。
最終的に商品を購入するお客様の目線に立った時に、「もっとこういう形態のものがあればいいな」と思っても、産地からすると今までやったことがないとか、今までの慣習があるから、となかなか受け入れてもらえなかったりします。でも、生産者のみなさん、産地と商品を作るメーカーさんと、会社の垣根を超えてともに考えてチャレンジしていけば、北海道自体がもっと元気になるんじゃないかと思っています。
そもそも業界として女性が少ないので、女性が担当なんだというような目で見られることもありますが、最近は結構女性が増えてきましたし、女性も活躍できる環境です。
私が今担当している惣菜は、買う方は女性、主婦が多い。女性目線で食材を提案できることはとても良いことだと思います。これからは付加価値をつけて販売することが求められるので、ますますその力が必要になると思います。